普段からカラダの臭いには敏感な私(姉の方です)。
ある日、突然「これは異常なほどデリケートゾーンがにおう!」と感じたのです。
最初はいつものデリケートゾーン用の石鹸を使ったりしたものの、臭いも改善せず、オリモノの量も増えていきました。しかもかゆい!
「なんだか変だぞ!病気だったらどうしよう」と心配だけが膨らんでいき、仕事もなかなか手につかない…そこで思い切って産婦人科に行ってきました。

そして、診断されたのは『膣炎(ちつえん)』でした。
膣炎って?
膣炎とは、膣の中にいる菌(細菌やカビなど)が異常繁殖することが原因で起こる病気のこと。膣炎を起こす原因は、性交渉による細菌の感染や、体調不良やストレスからの免疫力の低下などが挙げられます。
腟炎になると、ぽろぽろとして白いおりものが出たり、おりもののにおいがキツくなったりするのも特徴です。
私が腟炎になった原因は不明(自分ではストレスで抵抗力が落ちてたからかも‥と思ってます)。治療について医師に話を聞くと、飲み薬ではなく、膣の中に薬「膣錠」を入れてもらう必要があるそうです。私の場合は、7回病院に通い、膣錠を入れてもらわなければならなくなりました。
膣炎という病名が分かったことで少しホッとした私。放置し続ければ、もちろん臭いやオリモノも気になるし、膀胱炎などにつながる可能性もあるそうなので、しっかり治すことにしました。
先生からの言葉に励まされ、混んでいる日は待ち時間も長いですが(笑)、通い続けました。
徐々にデリケートゾーンのかゆみも、臭いも減っていきました。かゆみがないと仕事にも集中できるし、ストレスが減りました。
しっかり7日間通い、1週間後の検査の結果‥無事膣炎が治っていました!よかった~!!
私の通っていた病院では、1回の治療が350円ほど。初回と最後の検査料を含めて、約5000円ほどの出費です。悪化すれば、治療は長引くし、精神的にもツライので、早めに治療して本当に良かったと思います。

膣炎になったことで行動が変わった
膣炎になってからは、デリケートゾーンを清潔に保つことをより心が掛けるようになりました。たとえば、こんなこと…
⑴おりものシートをつける時は、こまめに交換。ケチらず、トイレにいくたびに交換疲
⑵生理中は量が少なくてもナプキンを2時間ほどで変える
⑶古くなった下着は捨てて、新調!インターネットで「肌には綿100%のショーツがいい」との情報を収集し、なるべく綿100%のショーツをチョイス
⑷デリケートゾーンを清潔に保とうと、膣を洗いすぎるのは逆効果。良い菌まで洗い流してしまうため、こすらず、表面を洗う程度にする
⑸体調管理を心がけ、ストレスをためない
先生曰く、膣炎は再発する女性も多いようなので、これからもしっかり自分のカラダと向き合いたいと思います。
自分が腟炎になって思ったのですが、女性のみなさん、おりものが多くなったり、ニオイが違ったり、痒みがあったりし、異常を感じたらすぐに病院に行きましょう。
ほかの人とニオイの差を比べることもないので、自分のニオイが正常なのか、もしくはちょっといつもと違うのかが分かるのは自分だけ。
だからこそ、少しでも気になったら病院に行く選択をしたいですね。
